にゃんと喘いでくれるよね
第7章 猫と混乱
「えっ?!!」
鼓動がいっきに早くなって
顔があつくなるのが
わかった。
「…っ
ばーかっ///」
そう言って走り出す白石を
僕は反射的に追いかけて
腕を掴んだ。
「…どーして追いかけてくんのよっ///」
「さっきのどーゆう意味?」
「…えっ///
どーゆう意味って…っ///」
「あの時…振ったくせに」
パッと手をはなした。
「あの時は…っ
だって…っ」
やっぱり女って都合いい。
でも…
一言で僕の気持ちをかえるなんて
ある意味凄くて
本当にずるい。