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にゃんと喘いでくれるよね

第7章 猫と混乱






みいに対する


ムシャクシャする気持ちも


胸が痛くなるような気持ちも



愛しい気持ちも









全部








全部消えて

楽になれるのかな?










それで、僕は


白石の事だけ考えて




めんどくさい感情から



逃れられるのかな…











白石の方を見ると



顔はやっぱり真っ赤で


ずっと、ギュッと

僕の手を握っていた。










「…うん」







「!!!!??」





顔をあげた白石に

僕は









「付き合ってください」








っと笑ってかえした。









途端にスッキリすると思っていた


感情が


一気にモヤモヤにかわって




僕を包み込んだ。











「本当?!




本当に?!!!」








「本当に(笑)」








「えー!!!




し、信じられなくて…っ///」









「え…っ!!




泣くなよ…っ」










僕は泣いてる白石を



抱いて





これで良かったんだっと

自分に言い聞かせた。

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