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私のはぐるま

第1章 出会い

長いキスをする。

「気持ちかった?」

「うん、ヨカッタデス」

「優南ちゃん、あんなにエッチだと思ってなかったよw」

「勇さんだって!しかもドSすぎ!」

「そんなの今知ったの?俺は優南ちゃんがドMだって知ってたけど?」

「外面だと、ドSだけどねw」

「中身は純真無垢でドMでエロいw」

「エロいが余計でしょw・・・後悔してる?」

「なんで?」

「彼女いるのにしちゃったから。」

「それがさ、・・・・今日別れてきたんだよね」

「えっ?」

「さっきまで彼女といたの。俺」
「電話の時?」

「そう。」

「ごめんなさい」

「なんで謝るの?」

「だって・・・私のせいで・・」

「優南ちゃんが?関係ないでしょ?」

「?」

「彼女に、あ、元彼女にこの電話の人が好きなのって聞かれて。」


「・・・・・」

優南は泣きそうになりながら無言で話を聞く。


「で、そうだよ。俺を救ってくれたのがこの子なの。これ以上お前と喧嘩しても何も生まれないから別れよう、ごめん。俺の唯一のわがまま。って言って別れてきた。」

「それって・・・」





「順番が逆になっちゃったけど、僕と付き合ってくれませんか?」



「・・・・本当にあたしでいいんですか?」

「もちろん!」

「嬉しいっ!大好き」

泣きながら抱きつき、たくさんキスをする。


「もう、生きた心地がしなかったよw」

「そんなに?優南は俺のこと大好きだねw」

「勇さんはあたしのことちゃんと好き?」

「うん、愛してる」

「ふふふ・・・知ってるw もう一回しよ」



その日は寝る間も惜しんで求め会った。

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