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私のはぐるま

第2章 デート

そしていつの間にか力尽きてそのまま眠りに入ってしまった。


モーニングコールで目が覚めると、隣には勇がいた。


(昨日の夢じゃなかった♪)



そんなことを想いながら電話にでる。

「おはようございます。良く眠れましたか?お時間30分前です」

「はい、ありがとうございます」

(ん???お時間30分前?)

時計を見ると10:30だ。



「勇さん!!!!起きて!!!!遅刻だよー!」


すると眠い目を擦り私を抱きしめながら
「休みとったよ」

「え?昨日はあるっていってたじゃん!」

「さっき会社に電話して、急用で出社できないので有給消化してくださいって頼んだ」

「・・・その時起こしてくれれば良かったのに。」

「なんでー?もっとしたいのー?」

「ちがっ・・・(照)」

「優南かわいいー。今日休みとったからデートしようか」


「いいの?」


「もちろん、彼氏でしょ?」
「ダッシュで支度する!!」


私は大急ぎで支度をし、なんとか30分で最低限の支度を終え11時には出発をした。

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