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私のはぐるま

第4章 うらぎり

「まずは、優南の弱い首からかな?」



そういうと袋から刷毛を出す。



首元をわさわさと筆が動く。
嫌でも動くことができない。



「次はおっぱいだよーほら気持ちいい?」



胸の上を筆が何度も踊る。



しかし、乳首には一回も当たらない。



「触ってないのに乳首が立ち始めたよ。舐めてほしい?」




優南は大粒の涙をためて、首を横に振る。



(もう辞めて・・・)



そう願うしか成すすべがなかった。




「素直じゃないんだから。舐めてあげるね」




くちゅん。ペロペロペロ・・・・。




優南はただひたすら泣くまいと目に涙をためる。



「物足りない?じゃ、こっちがいいのかな?」



下の方に手が伸びていく。

刷毛で太ももやふくらはぎを刺激する。

刷毛の本数が増え優南の身体を愛撫した。



核心をついてくれないもどかしさに優南は無意識に身体をよじる。

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