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私のはぐるま

第5章 解放


ピンポーン



インターフォンの呼び鈴で目が覚めた。


「ん・・寝ちゃったのね。こんな時間に誰かしら?まさか、勇さん!?!?」



ピンポーン



またしても、インターフォンがなる。


昼過ぎから眠ってしまったので、部屋は真っ暗だ。



「勇さんだったら居留守を使おう・・・」




そう思いおそるおそる玄関に近づく。


覗き穴から、そっと覗いてみると哲也がそこに立っていた。





てっちゃん?



そう思いながらドアを開けた。

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