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僕らの放課後

第1章 知らせ

ーーーとまあ、思わず家から出てきてしまったわけだが…

「あんなんお母さんに言っても意味ないよね…」

わかっていても、やっぱり子供だな…

…お母さんが決めたことだもん。
今まで育ててきてくれたんだから、
…快く受け入れようか!うん!

帰ろうと公園から出た時、
どこかからチリンという音が聞こえた。

ふと、音の方をみると、気の影に人影が見えた。

「…誰?」

ぶわっと、まるで仕組まれたように大きな風が吹く。

「…え、あれ」

こんなの漫画とかドラマでしか見たことない。

「人が…消えた?」

確かに居たよね…?
どうやって…

沢山の疑問を頭に浮かべながら、足を帰る方向へ向けた。

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