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僕らの放課後

第1章 知らせ

もしかしたら私は、精神的に強いのかもしれない。

普通の人なら絶対、腰抜かすよね。
人が消えるなんて非科学的なこと、おこるわけないし。

ちょっとイラっときたけど、お母さんのこともちゃんと受け入れたし。

色々考えていると、いつの間にか家の前まで着いていた。

「…うーん」

…どうしようか。入りにくい。
まあ私があんなこと言って出てったからなんだけど…

と、ケータイからポップなミュージックが流れ出す。

「ひゃっ!?」

な、なんだ着信音か…
あんなに驚いた私が恥ずかしい…

見てみると、数字の羅列の上に【お母さん】の文字。
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