
逆転カップル!?
第10章 練習試合
熱…あるのかな?
顔も少し熱い
『直兄
ちょっと待ってね
冷たいタオル、持って来てあげるからね』
そう言うと
手を離してくれた
私は直兄の部屋を出た
「飛翔」
『遊騎
どうしたの?』
部屋を出ると、遊騎が立っていた
「遅いから…
寂しくなった」
かっ…可愛い///
『ごめんね
直兄がさ、ちょっと熱あるみたいでさ』
「そうなの?
大丈夫」
『うん
だから、冷たいタオルを持って行こうかと』
「それなら、お粥も作ろっ」
えっ?
お粥…
「もしかして飛翔
お粥作れない?」
『うん…料理全般…』
「じゃあ、私が作るから
飛翔はタオルの用意とか、お願い」
『分かった』
