逆転カップル!?
第12章 公式戦
「まぁいいや
もうすぐ試合が終わるから
寝転がってる方が、楽じゃない?
ほらほら寝て寝て」
新くんに言われ
寝っころがった
フワ
目の前が真っ白になった
医務室にあったタオルを顔に掛けられたからだ
「ちょっと
そのままで聞いて」
私は新くんの言われた通りにした
「俺のせいで、男性恐怖症になったんだって?
悪かった…
飛翔にその気があるならさ
もう一度…俺と付き合お」
………
『い…や…』
「どうして?」
『私には…彼氏がいる…
新くんの事を忘れた日なんて、一度もないよ
でも…私は…』ングッ
私は…
といいかけた時
タオルを奪われ
口を塞がれた