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『ふぅ、やっと着いたよ』


普通の人なら簡単に進めるだろう


が私達は進めなかった


『何にしよっかな？


サンドイッチセットにしよ』


私はサンドイッチセットを手に取り、カウンターに向かった





「あのさ…飛翔？

そろそろ手、離してくれない？」


顔を赤くして言う遊騎


んっ？


『あっごめん』



私は気づかず遊騎の手を握ったままだった


『私これ買ってくるよ。ちょっと待っててね』



―――――――


『お待たせ…』



って、また？






「君噂の一年生だよね？
俺らと一緒に食べようぜ」



遊騎が学校でナンパされている


先輩みたいだし…

どうしよう…？





仕方ない