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逆転カップル!?

第4章 新入生歓迎会




私は一歩後ろに下がり

『もらった』



シュートした


自分で言うのも何だが、完璧なフォームだ



シュパッ



「はい、交代

言うの忘れてたけど、シュート本数は5本な」



私は位置についた


が遊騎は中々ついてくれない




「あのさ、凄い視線を感じてやりにくいんだけど…」




周りを見渡すと

ギャラリーは勿論、他の所で練習している先輩達も、こっちを観ている



気づかなかった



改めて意識すると、何だがプレーしにくい


『兄さん』


私は兄さんに助けを求めた



「またかよ…

〈アップは終わり。
次はシュート練習な。ゴール降ろしてくれるか?〉」



兄さんに言われて、先輩の何人かが舞台裏に行った


ウィーン



上からゴールが下がってきた









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