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遊騎は袋から何かを取り出した


「じゃーん！」


これは…



『トリ？』


「…トリじゃねー。フクロウ」



これがフクロウ…




………


微妙…



『可愛いね』


遊騎が買ったのは、フクロウのキーボード



「思ってないね

別にいいけどさ」






「飛翔。私のも見て」

今度は衣鶴美ちゃんか



衣鶴美ちゃんのは、小さなマグカップ


『衣鶴美ちゃんらしいよ』




ニコッ



「そうかな？」



衣鶴美ちゃんは照れくさそうに言った


『次は私のところ行っていい？』


「うん」