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身代わりH

第18章 *自分で?

真っすぐな眼差しに見据えられ、あたしはもう抗い切れずに頷いた。




するとお兄ちゃんはあたしの左手を掴むと…、指先をペロリと舐めた。




「…っ…」




お兄ちゃんの赤い舌があたしの人差し指と中指をチロチロと舐める光景にドキドキしながら、ザラザラとした舌の感触が伝わって来て…ゾクゾクする。




…カッコよすぎ…。




ちゅ…と指先にキスをしてお兄ちゃんの唇が離れると、その指をあたしの胸元へと移動させた。
まさか…?




そして閉じかけていたブラウスの前をもう一度広げ、濡れたあたしの指先をあたしの胸の突起に触れさせた。




「…ぁ…っ」




これって…やっぱり…自分で…、ってこと…?




自分では力を入れていないのに、お兄ちゃんの手に動かされたあたしの指が自分の乳首をくにくにと刺激する。

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