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身代わりH

第4章 *お仕置き

じわじわと迫ってくる甘い痺れに、必死で抗う。




「…何言ってんだ、こんなにしてるくせに」




「-…っや…」




それでもお兄ちゃんの意地悪な言葉に体が反応してしまう。




…相手がお兄ちゃんならなんでもういいの?




…こんなのっ…いけないことなのに…。




気を抜いたらあられのない声をあげてしまいそうで、必死に理性を保とうとしていると、お兄ちゃんの指がゆっくりと入ってきて、何も考えられなくなった。



ぐちょ…ぐちょぐちょぐちょっ
グジョ、グジュグジュ



「…っぅ…う…」




妙な異物感。




初めゆっくりと出入りを繰り返していたそれは、やがてどんどん入り込んできて。


「…あっ…ん…っ。イや…っん」





そして奥まで入ることを確認すると、引き抜かれた。



「力、抜けよ」

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