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身代わりH

第6章 *滴る水

「-下、脱げよ」


「…!…」



ここで…?



ためらって固まってるあたしの後ろから、きっぱりとしたお兄ちゃんの声が降ってくる。



「スカートも下着も両方だ」


「-…っ…」


「…早く」



強い口調に急かされたあたしは、指をくわえさせられたまま、仕方なくお兄ちゃんの指示に従った。


-こんなとこでこんなカッコ…恥ずかしいよっ…。

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