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前(未来)を向いて

第9章 不登校

薬は、飲んでくれる様になってきています。

薬ケースで分かりやすくなった事もあるかもしれません。

あとは。私が帰宅後チェックして忘れた分をずらして飲ませる様にしました。

例えば昼の分を夕方に。
夕方の分を寝る前に。

毎日、仕事中も

「ご飯食べた?」

「薬飲んだ?」

電話して聞いていました。

聞いても口返事だけの時もありました。

言うのも疲れ、言われるのも嫌なんだろうと思い、そのまま放って居ましたが、或る人に、薬に頼る事も必要だと言われ、一生懸命飲ませました。

おかげで、少し落ち着きが見えて来ました。

穏やかで少しテンションが高め、そんな風に過ごせる日が出て来ました。

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