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前(未来)を向いて

第5章 小6 3学期

卒業式。
息子は「出る」と言いました。

私はもう どうでも良くなっていました。

息子は集団で虐められた訳じゃない。

個々に嫌がらせ程度でした。

その都度、その子は息子に謝りますが、結局何度と無くされてきた行為に心は傷付き、学校に行けなくなりました。

でも、嫌がらせをした子の親は、その事を全く知りません。

その子達は、何事も無かったかの様に、毎日学校へ来て生活しています。

私は何も望みません。

ただ学校へ行って友達と楽しく生活出来れば、それで良いのに、それさえ出来ませんでした。

させてやれませんでした。

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