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君がいるから

第7章 酔っぱらい

「ずるーい!!ひとりだけシラフだったなんてー!!」

助手席のキミはずっと「ずるいずるい」と
繰り返してた

「私だけ酔っぱらって…もう…」
「んふふふ♪色々聞けたから…俺は楽しかったけどね」

眠かったら寝ていいよ?と言うと
「襲うつもりだー(笑)」とふざけて
キャー!!と逃げるフリなんかしている

お酒のせいか後半からはずっと敬語じゃなくなっていたから、俺も距離を詰めたくて名前を言ってみる

「美雪ちゃんが酔ってなくって、ちゃんと気持ちを言ってくれたら襲うかもね」
「あっははは♪」
「笑ってごまかすなよー」
「キャー♪みなさーん!!相葉さんがエッチなこと言ってますよー(笑)」
「おいおい…(笑)」

だいぶ酔ってんな…
もうすぐ着くけど帰ってから
大丈夫かな?

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