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君がいるから

第8章 覚えてる!?

『このメール見たらすぐ電話してね!!』

キミの隣でこんなメールをするのも
おかしいけどね

頭をぽふんと撫でてから
かぎをかけてキミの家を出る

家に着いても
風邪ひいちゃったりしないか心配で
なかなか寝つけなかった

9時には起き出して
熱いシャワーを浴びた

何時くらいに起きるかな?
かぎを返さないといけないからな…
早く電話こないかな

髪を乾かしながら携帯をいじっていると
キミからの電話がきた

「もしもし…?」
「美雪ちゃん!!おはよ♪お目覚め?」
「おはようございます…あの昨日は…ありがとうございました…」
「覚えてるの?(笑)」
「所々ですが…その…ご迷惑かけたんじゃないかと思って…」
「そんなことないよーそうだ!!かぎを返さないとね♪これから行ってもいい?」

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