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オタクのペット

第2章 言う通りにしろ

自分の用が済むと、シャワーで身体を洗い流して、直ぐさま永田は出て行った。

何も言わずに。

私は、どうしたらいいわけ?

あんなモノを握らされて、精液までかけられて放置だなんて。

好きな男ならば、喜んでも足りないくらい幸せなんだろうけど。

どうでもいい男に、ただ性の捌け口みたいに要求されて…。

私は自分の身体を洗っていると、シャワーのシブキに感じてしまった。

「…んぁっ…!」

乳首の先端で。

もしかして…。

指先を股先の中に入れてみると、シャワーの湯とは違う、ネッチョリとした汁が指先にまとわりついた。

身体がもしかして、アイツを求めてるの?

クチュクチュと指先でその汁をすくいとるように動かしてみる。

…んふっ…んっ…んっ…

やっぱり、どんどん溢れて出てくる。

ググッと指を穴の中に入れる。

痛みすらもなく、スルリと簡単に入ってしまった。

「…あぁん…何でなの…変だよ…変っ…」

クチュッ…クチュッ…グチョッ…グチョッ…

音が響く。

シャワーの蛇口をひねり、音で隠す。

バスタブに片足を掛けて、更に指を二本にして入れてみる。

…なんか、イマイチ違う。

と、頭を傾る。

何をやってんだろうね、私は。

そしてまた、一番感じる突起物を強めに擦る。

…やっぱ…ここ…一番感じちゃう…

「あぁぁん…!…キモチッ…」

もう、ニュルニュルだぁ…

「…ん…ん…ん…もういいや…」

痛いけど、それがまたキモチイイ…

「あ…あ…あ…イッちゃうぞぉ…」

指先を早めに押すようにして、擦る。

「う…う…う…ダメだぁ…限界っ!…」

キューッと痛みを感じて、一気にアソコの穴が締まる。

一瞬また、アイツの顔が浮かんだ。

「ふふぁぁっ…!…イクッ!」

私はすぐに気持ちを切り替えて、シャワーでキレイさっぱり洗い流した。








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