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オタクのペット

第15章 譲れないワガママ

「次は手でして…」

「うん…」

私は永田の言う通りにする。

ゆっくりと優しく上下に動かす。

キラキラと輝いて、キレイに見える。

その先にしっかりと私の手元を見つめる永田。

「んんっ…もっと…激しくしてくれなきゃ…伝わらない…」

ドキッとした。

「永田…愛してる…愛してるよ…」

そう言いながら、キュッ…キュッ…キュッと激しく上下に動かした。

「あぁっ!…あぁ…あっ!…」

感じて、喘いで、悶えても尚、欲情する永田のありのままの姿。

「永田の何一つ隠さない姿が、私は好き…」

呟きながら、激しく擦る。

私は永田の下腹部に頬を付けて、また呟く。

「永田のいつも堂々としてる姿が、私は好き…。だんだん分かってきたの…。永田の私怒ってる時の顔が好き…。命令してる時の声も好き…。優しく抱き締めくれた時の、永田の体温が心地よくて好き…」

気が付いたら…あなたの全てを…好きになっていた。

だから、私…。

「永田のために生きていく…永田のために…」

そう、誓うよ。

私のご主人様。

「…トシコ…愛してる!…んんん!」

イク寸前に、私は大好きな永田の相棒から出る愛液を口の中で受け止めて。

永田…愛してる…私の人生をあなたに託します。

そう強く思って、ゴクリと温かいその永田の愛液を飲み込んだ。

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