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オタクのペット

第15章 譲れないワガママ

「永田。あんたのワガママで幸せにしてよ。私、永田とならイエスだよ」

「いいの?」

私は涙をこぼしながら、永田の手を握る。

「永田のためなら、私は自分を犠牲にしてもいいよ?その代わり、絶対幸せにしてね。ずっと隣りで笑っていてね。楽しくなくても笑ってくれなきゃ、やだよ?」

「そんなのもちろんだ」

「変化は少しずつ噛みしめながらいい…」

「分かってる」

「永田の愛で、私を永田の好きなように変えていってよ…」

「あぁ、そうする」

「何たって私は、永田のペットだもの」

「アハハ、そう言えばそんな事を言ってたな」

「しっかり首輪して調教してくれなきゃ」

私は、そう言って永田を押し倒した。

ゴロンとお仕置き部屋の床で、横になる。

「愛してるよ、トシコ」

そう言ってくれた口唇を見つめながら、私も頷いた。

「愛してる、永田」

私は、そのままキスをした。

永田は真面目だ。

真面目で、優しい。

いつだって、真っ直ぐ私を見つめてくれる。

私は永田のシャツを捲り、乳首にキスを落としながら、ベルトを外してジーンズのファスナーを下ろしてあげる。

ガチャガチャ…ジジジーッ…

もう、こんなに大きくなってる。

「…あぁぁっ…」

まだ何も触ってないのに、パンツを下ろして晒しただけで永田は声を漏らす。

「永田、命令して?そうしないと私はどうしたらいいか分からない…」

意地悪に、私は何もしない。

「…口でして…」

そう言って私の頭を撫でた。

「うん…」

はむっ…ふぐぐっ…

私は硬くなった永田の相棒を、口の中の奥まで入れた。

喉ちんこに触れてしまうくらい奥まで入れる。

「…はあぁぁっ…キモチイイ…凄く…トシコに包まれてる…そんな感じがする…」

唾液がどんどん溢れ出して、そのまま唾液を吸うように、ズルズルズルッと音を立てて、口元を先端の方へと滑らせていく。

「ふぁぁっ!…あぁっ!…」

腰を浮かせた途端に、ピクリと相棒が脈を打つ。

永田…感じてる?

良かった…嬉しい。

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