ドリームSEXカフェ
第7章 スィーツな彼女
―――――――――――…
……あ……
夢………?……………
目の前の煎れたてのコーヒーの香りで…
徐々に…夢から覚める気がした…
『いかがでしたか?』
店員に声をかけられ…ビクッとしてしまった…
「は…あ?…理想の女性に会いました……しかし、都合よく…理想の女性には…会えませんよね…現実は厳しいです。」
コーヒーの中に…ミルクを入れ…ミルクの浸透していく様子を眺めた…
ゆっくり…ミルクが広がり…馴染んでゆく…
俺は微笑み…コーヒーを飲んだ…
ほろ苦くて…うまかった…
「ごちそうさま…」
『ありがとうございました』
俺はカフェを出ると…
店先に停めていた自転車にまたがり…
家路に走らせた