ドリームSEXカフェ
第8章 好奇心の向こう側
ギィ…バタン…
『いらっしゃいませ…アラ…珍しい…』
店の中に入ってきたのは…塾に行くためのカバンを肩にかけた…少女…
『…お嬢さんは…いくつ?』
『……11歳…です。ここって…年齢制限あるんですか?』
『いいえ…ございませんよ。ただ…小学生のお客様は珍しくて……』
少女はキョロキョロと店を見渡し…
『塾が終わるまで…時間を潰したくて…歩いてて…気がついたらここのお店の前に来ていて』
『…塾…さぼっていいんですか?親御さん心配されるのでは?』
店員は少女をカウンターに誘導し…ジュースを差し出した…
『…解んない…サボったの初めてだし…』
店員は微笑み…
『何か…悩み事ですか?』
少女はうつむき…黙り込む…
『…しかし、ここに来たって事は…あの扉が見えるのかしら?』
店員の声に少女は顔をあげる…
店の奥に…扉が見えた…
『…見えますけど…最初から…ありましたよね…』
店員は少し驚き…少し…なるほど…と、うなずき…少女に説明した…