ドリームSEXカフェ
第8章 好奇心の向こう側
『…ここの正式店名は…
【ドリームSEXカフェ】です。』
少女は…キョトンとして聞いていた…
『あの…SEX…って…』
『ええ…言葉通りの…
しかし、お嬢さんの頭の中で…考えている妄想や願望しか…体験できませんよ…夢…と…現実の…間の空間…と、言えばいいのでしょうか…』
『…私の…妄想…?』
店員は扉の前に立ち…
『この奥の世界は…夢であり…現実でもある…
お嬢さんの悩み事も…この奥なら…解決出来るかもしれませんよ?』
少女はゆっくり扉の前に来ると…
『…解決…出来る…の?』
ギギギ…
扉が開くと…長く続く廊下が見える…
少女は…足を前にだした…
『…夢をリアルに…
………リアルを体に……』
店員の声が聞こえ、扉がゆっくり閉じた…
少女は扉の閉まる音にビクッとしたが…廊下を進むことにした…
『…怖い…かも…』
しかし、廊下を進み…あるドアまで来ると…足がとまった…
『ここ…かな?』
不思議と…自分が入るべきドアが解った…
少女は…ドアノブを回し…部屋に入った…