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ドリームSEXカフェ

第9章 視線の快楽

……最悪だ…


今日…俺の勤めている法律事務所の…所長から…


縁談を進められた…




年齢的に…所帯を持てって事だろうが…



会社の利益が…見え隠れしている…



「はぁ…俺も、そんな歳かよ…」



縁談は別に…いずれは誰かと結婚して家庭を持つだろうとは思っていたから…

何とも思わなかった…



最悪なのは…


その縁談用に撮った写真の仕上がり!!!



会社の近くの写真屋で撮ったのだが…



最悪…素材が悪いと言われれば終わりだが…


眠たそうな目…

半開きの口…


業務途中での駆け込み撮影のため…髪がボサホサ…



ナルシストではないが…流石の俺も…この写真の仕上がりには引く…



女がみたら…ドン引きだろ〜…


もう少し…なかったかな…いいの…



俺は…写真をかばんにしまい…取り直しを考えながら…フラフラ歩き…


会社から遠い写真屋を探した…



会社の帰りに探し出したため…時間は遅くなってきた…



ん…

ぽ〜っと路地裏の奥に…

明かりが目にとまり…足が向いた…






「……カフェ?…この時間に…」



夜遅くやるカフェは…今の時代珍しくはないが…



裏路地の静かな場所は…

疲れている俺にとってありがたい…


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