ドリームSEXカフェ
第10章 各駅天国
私もスマホを握りしめ…
一際、ガヤガヤとする方へ体を進めた
ガヤガヤ…ザワザワ…
『いや!…やめて…下さい…』
人込みの中から…なまめかしい声が聞こえてきた…
ブルル…
スマホが何かを受信した
《実況:うひょ〜今日の獲物は女子中学生!》
痴漢サイトで実況を担当している人からの投稿だ
《実況:プレイヤーさん早速お尻タッチしてますよ〜》
《傍観R:なんか生意気そうがガキじゃん!》
私意外にも、傍観者は多数いるらしく…
私はサイトを見ながら、どの娘が獲物にされているか探す…
ガヤガヤ…ザワザワ…
『あ…いや…』
微かに声が聞こえた…
真ん中の人込みか…
周りの仮面乗客もスマホやケータイを片手に中央に集まる…
私の夢は…いや、願望は…痴漢を直接見たいって事?
意外に普通で…自分自身がガッカリした…
秘めた欲望や妄想が…グロく見せ付けられるのかと思っていたから…拍子抜けした…
ため息を一つして…スマホ片手に…
痴漢行為を堪能しようと…前へ進み出た…