ドリームSEXカフェ
第12章 癒しの蝶
レイカだ…
私と同じように、接客用のドレスを身に纏いしなやかに入ってきた…
しかし、髪は盛らず片方向に流す大人っぽい感じになっていた…
「レミ…?」
広い店内に二人だけ…異様な感じがした。
『やだ〜なんなんだろ…まっ夢だし〜店のお酒でも飲もう!!!』
二人でソファーに座り、お酒を作り飲むことにした。
『…なんだか不思議だね…こんなドレス着て…レイカとお酒飲んでるなんて』
「…そうだね…」
何か…様子がおかしい…
レイカが目を見て話さない…
いつもと違う…そう感じた。
『…レイカ、こっち向いて?』
レイカの肩がビクンと跳ねた…
怯えてる…
…俯いて…「何でもない」と小声で言う…
一緒に働いていて…私はレイカを気にかけていた…
どことなく…母に…似ていたから…
綺麗な黒髪、切れ長の瞳…
断片的だが…レイカに母を重ねていた
よく見ると似てないのに…