ドリームSEXカフェ
第12章 癒しの蝶
『レイカ…何か隠してる?』
レイカの肩を掴みグイッとこちらを向かせた…
「!!!」
レイカは髪で隠れていた肩をかばった
『……レイカ…それ…』
髪で隠れていた肩には…大きなアザが出来ていた
痛々しく、赤く腫れ上がり…鬱血していた…
『誰に…やられたの?』
「・・・・・・・・・彼氏」
『彼氏いたの?知らなかった…でも!何で?DV?』
アザを隠すかのように髪を肩に流しながらレイカは話し出した…
「…別れ話になってさ、
好きな人が出来たから別れたいって言ったら…蹴られて…
彼、ホストでさ…私の指名で何とかやってるって感じ。金づる逃がしたくなかったみたい。
…最初は好きだったから、我慢できてたけど…冷めてしまえば苦痛でしかなくてさ。』
レイカの話は…どこにでもありそうな、キャバ嬢とホストのゴタゴタ…
『で…別れれたの?』
「ど〜だろ…私は別れた気がするけど。あっちは…意外に執着してたから」
まだ、きっちり解決してないのか…
『…好きな人に相談したら?』
レイカはガタガタとグラスを落としそうになり…
「無理!無理!絶対無理!」
『何、焦ってるの?一般の人?同業者?』
顔を赤くして俯くレイカに…ピンと来た!!!
『はっは〜ん。同業者か』