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ドリームSEXカフェ

第14章 記憶と少女〜選択の手紙〜


―――――――――…


『このゼリー食べたら…思い出しちゃいました…』



『三年前ですか…まさか…お友達とご来店になるなんて…不思議な巡り会わせですね』


『不思議って…このカフェのオーナーが言わないでください。』


クスクス笑いゼリーを一口…


『阿部様は…あの後、どうされたんですか?』



『あの後は…
帰り道、兄が私を探してて
…手紙の返事を聞いたわ…

兄は…手紙を読んだって事ね…

で、今も関係が続いてる…
お互い…後悔はしてない…』



スプーンでゼリーを突くとプルンと揺れる…



『手紙の内容は何だったんですか?』



『…秘密です』


懐かしい、兄との思い出…

私と兄もこのカフェから始まった…


畠山君は…どんな選択をするのかな…



どんな未来を選んでも…見届けよう…





ギギギぃ――――バタン!


放心状態の畠山君が扉から出てきた…




手に手紙を握って…





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