ドリームSEXカフェ
第16章 図書室の鍵
―――――――――…
授業が終わり、日直の俺は先生に言われた資料や資材の片付けのため放課後残っていた…
「お〜い、大樹(ダイキ)日直か?頑張れよ、先帰るから」
「お〜。また、明日な…」
教室からどんどん生徒が出ていく…
夕暮れ、旧校舎は日当たりも悪く…暗い…
「…クソっ早く終わらせて帰りて〜よ!俺も…」
資材を片付け、残りは図書室に資料を戻すだけだ…
教室の石田の席を見る…
「石田…受付にいるかな…」
放課後の図書室で…石田に会えたらいいな…
そんな事を考えると…
嬉しくなった…
資料をとカバンを持って、図書室に向かった…
図書室は旧校舎でも奥にあり…暗くて、不気味だった。
図書室の前でひと呼吸し…
ドアを開けようとした
ガチャ…ガタガタ―――――
図書室のドアが開かなかった…
「…もう、帰ったのか…」
俺は鍵のかかった図書室の前で肩を落とした…
資料は明日帰すか…と…
図書室に背を向けた…
カタ、カタカタ―――
「?」
図書室の中から…物音…