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ドリームSEXカフェ

第16章 図書室の鍵



「石田…お前は…嫌じゃないのかよ…俺は…そんな石田…見たくなかった」




沈黙が続く…



旧校舎の図書室はどんどん暗く…静かだった…






「石田を…助けたい…」



石田の表情が…変わった!!!



『助けたい?
紺君に何が出来るのよ!!!

すでに、この生活は続いているのよ!!!

今更、前の生活には戻れないし、戻る気もない!!!

こんな汚れた体!!!目茶苦茶になっちゃえばいいのよ!!!』



俺は何も言えなかった…



俺は…石田を…助けられない…そんな気がした…




『……そんな顔しないでよ…』




「俺は……」





ガチャ…


図書室の鍵が開く音がした…



『…来た…棚の影に隠れてて…すぐ…終わるから…』





俺は…石田に促され…棚の影に隠れた…




ギギ…バタン…



「姫ちゃ〜ん。今日は奮発したんだから…たっぷり遊ばせてね〜ヒヒヒ」




先輩の声がやけにねちっこくて…気持ちが悪かった…


『…お金…先に頂いてもいいですか?』




冷静な石田の声に俺は…手で自分の口を押さえた






棚の影で俺は二人のやりとりを聞いていた…




財布の開く音…


札の擦れる音…



受け取る…音…



俺は…心の中で…やめろ!!!やめろ!!!やめろ!!!やめろ!!!と…何度も叫んだ…




ガタガタ…クチュ、クチュ…


クチュ…んっチュ…



石田のせつない声…


先輩の余裕のない声…





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