ドリームSEXカフェ
第18章 確認キス
ジリジリと暑い夏…
中学生三年の夏…
受験生の勝負の夏に…
俺、滝川 尚(タキガワ・ナオ)は…
ミシンに向かっている…
『尚…そっちの布取って』
「おぅ…」
隣では…
同じく受験生の…
平子松太(ヒラコ・ショウタ)が針と糸で装飾を取り付けていた…
『尚…そっち出来てたらよこして』
「待って…今…終わる…」
ガタガタ…
俺達は…いわゆる…
オタク?なのか?
自覚はない……
松太と俺は中二のクラス替えで一緒になり仲良くなった…
二人ともゲームや漫画が好きだった事もあって話しが合った
選ぶゲームや漫画も似ていて同じ趣味同士、行動をともにする日が増えた
去年の夏、松太の姉貴の提案で、コミックフェスティバルにコスプレで参加した…
服飾関係の学校に通う松姉(松太の姉貴=松姉)の作成したコスプレはなかなか好評で、俺と松太の回りにはカメラ撮影の列が出来た…
で…味をしめた松姉が今年も出ると言い出し…今年は俺達も手伝うはめになっている…