ドリームSEXカフェ
第19章 鬼畜主人の推薦
私は、目に入ったカフェに…何も考えずに入った…
ギィ―――――――バタン
『いらっしゃいませ』
ヒンヤリとした涼しさが、ほてった体を優しく包んだ
店内に客は私だけらしく…
適当に席を選び座った
『…就職活動ですか?』
オーナー風な女性に声をかけられ…ドキッとした…
『はい…なかなか決まりません。』
オーナーはテーブルに水を置きながら微笑み…
『将来の大事な分岐点になる事ですからね…』
私は…水を一口飲み就職情報誌を広げた
赤ペンで、出来そうな職種に丸を囲む…
はぁーっとため息をつき…頬杖をつく…
何気に…奥の扉が視界に入った…
『…あの…あの奥も…カフェ?なんですか?』
『ええ…』
オーナーはカウンターから出ると扉の前に立った
『ここの正式店名は
【ドリームSEXカフェ】
お客様の願望を体験できる不思議な空間…
就職活動でお疲れのようですし…
息抜きと思い…いかがですか?』
は…?SEX…カフェ
怪しい…と思ったが…
不思議と危険ではないと感じていた…
気分転換になるかな…