テキストサイズ

ドリームSEXカフェ

第19章 鬼畜主人の推薦


バタン――――――――…







『…ここは…?』



部屋に入ると…



オフィス?会議室?



企業の面接を受けた時のような…




『…面接?かな…』



面接官の席と、向かい合うかのようにパイプイスが置かれていた…





何となく…面接会場を思わせた…





少し広い部屋に一人…



オロオロと辺りを見渡す…







ガチャ…




奥のドアから一人の男性が入ってきた…



『////・・・・』



男性は、背が高く質のいいスーツを格好よく着こなし、背筋を伸ばして歩く…



私は…不覚にも、カッコイイと思ってしまった…



顔も私のタイプ…整った顔にフレームのないメガネがとても似合っていた



彼は面接官の席に座り…

持っていた資料をテーブルに広げた




「何を突っ立っている。」



彼の一言で、空気が…変わった…



『あっ…すみません。
座ってもいいでしょうか』


彼は、スッと手を出し座る事を許可した




「さて…私は面接を進める、
高橋・清太郎(タカハシ・セイタロウ)
です。
…夢の中ですので…素を出して行きますので、覚悟してください」



『・・・・・・?』


疑問だらけで…ついていけない…



パイプイスに座り、膝の上に手を置いた…



「はぁ〜…、で?君は…
何が出来るの?」



『え…』



テーブルの上の資料を見ながら高橋さんはぶっきらぼうに聞いてきた…



「資料?履歴書見るからに…つまらん事しか…書いてないし…」



『はい…』

自分でも…わかっているが…本当の事だ…言い返せない…




「それに…きららって…」


ドキッ―――――ズキン…



来た…名前…



『……はい…』


「…希星って…誰つけたの?」


『両親です…』



「…最悪、なに?このネーミング……きららって…
40代、50代になったら名前呼ばれるの…苦痛じゃないか?
両親…って、痛い夫婦なの?」




高橋さんの言う事は…私が、両親に思っていたこと…



だが…



高橋さんに言われると…

腹が立つ…





ストーリーメニュー

TOPTOPへ