ドリームSEXカフェ
第21章 子犬を探して
――――――――バタン
『・・・・・・・・・・・』
後悔した…
入るのをためらう訳だ…
ここは、私のマンションの部屋…
リビングには買い物をした紙袋の山…
ブランド品の買い物袋が、ところ狭しと置かれている
買ってそのままの状態…
開けてもいない…
そんな買い物袋が…ごちゃごちゃと…
私はその場で…崩れ落ちた…
『…なんで…』
夢の中でも、この薄暗い買い物の山にいる自分が情けなかった…
変わりたいと…思った…
しかし、現実でも夢でも買い物依存症をまざまざと見せられ…
悪循環を断ち切る方法が思い付かない…
買い物の山は…私の暗い部屋を更に暗くする…
私は、悲鳴をあげ、狂ったように…
側にあった紙袋を掴むと壁に投げつけ続けた!