テキストサイズ

ドリームSEXカフェ

第21章 子犬を探して




私は暴れるだけ暴れて…


マンションを出た…




走って、走って…



通りのショップに入ろうとした


しかし…鞄を持っていないことに気がつき…



ショーウインドーの前でとまった…



ショーウインドーには…情けない、ボロボロになった自分が写った…



私は…隠れるように店の裏へと逃げた



店の裏の非常階段の座り…

放心状態で…
アスファルトを見つめた…











「どうしましたか?」






声をかけられ…

足元が視界に入った…



ぬいぐるみ……の足…



ゆっくり、顔をあげると…



犬が…立っていた…






厳密に言うと…


犬の着ぐるみを来た人間が立っていた…

それも、ティッシュの入ったカゴをぶら下げて…



ストーリーメニュー

TOPTOPへ