ドリームSEXカフェ
第21章 子犬を探して
時間が経ち、私は泣き止んだ…
犬はその間ず〜っと背中にてをあてて私を落ち着かせてくれた…
私はポツリポツリと…話し始めた…
会社の事、
上司の事、部下の事、
強がっている事、
我慢している事、
嫉妬している事、
コンプレックスがある事、
マンションに帰りたくない事、
孤独な事…
寂しい事…
泣きたい事…
誰かに聞いてもらいたい事…
男の事…女の事…
買い物をしたくない事…
でも買ってしまう事…
後悔してしまう事…
犬はうんうんと聞いてくれた…
時折泣く私にカゴのティッシュをくれた…
『…ありがとう…話を聞いてくれて…ありがとう』
「お姉さんは…ストレスで…買い物依存症なんだな…」
ドキッっとした…他人には絶対言わない私の秘密…
『誰にも言わないで…』
「大丈夫…治らない病気じゃないから。治せるよ…お姉さん…」
『なっ…』
私はモフモフの毛に包まれ安心していたのか…
中に人間…ましてや、声からして男の人だ…
急に不安になった…