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ドリームSEXカフェ

第24章 ストーカーの標的



その後…


アドレスを変えても、変えても…


ストーカーからのメールは届き続けた…



【今日は元気ないね】
【あいつは彼氏なの?】
【貴方に彼は相応しくない】
【貴方は美しい】
【笑った顔かが見たいよ】


毎日、毎日…


最近は一人でいるのが怖くて、勝彦に部屋に泊まってもらうことも多くなった…

勝彦の泊まれない時や、遅くなるときは漣香ちゃんや女友達と一緒に過ごした。

勝彦以外の男性が怖くて仕方がなかった…



しかし、メールはどんどんエスカレートしていく…



【昨日は彼氏のキスを拒んだね…いい選択だ】
【お笑い番組見てるなら、笑いなよ】
【お風呂は長めに入りな…疲れ取れないよ】
【貴方の隣で添い寝して、そのうるさい目覚ましを止めてあげたい】




怖い…



内容が……


まるで…部屋を除かれているかのような…



見られている…



私は、見えない人物に怯えて暮らすようになった…


怖くて…

電話も携帯もメールも…

受け取らなくなった…


職場も…休みがちになった…



誰が…私を見てるの…



誰なの…




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