ドリームSEXカフェ
第29章 夢見るパートナー
数日後…
翔は玄関のドアをカリカリ引っかき外に出たいとアピールしていた
『お天気もいいし…お散歩…しようか…』
あれから…翔の毛並みは…ゴワゴワとして…
以前のようにツヤツヤと光を映さなくなった…
雑誌の広告を翔が指してから…気になって仕方がない
翔は…今…何歳なのかな?
私と出会った時には成人していたみたいだったし…
どうしよう…
翔…もう…
凄い大人なのかな?
おじいちゃん猫なのかな?
私は翔を抱っこしながら…散歩をしていたが…
景色なんて…目には入ってこなかった…
「ニャっ」
すると翔が腕の中から飛び出し、走って裏路地に入ってしまった…
『翔…まって………
………行かないで……置いて行かないで…』