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ドリームSEXカフェ

第30章 ラスト・フィルム

キキキ―――――――!!!



急ブレーキの音




[キャ―――――――!!!]






真理の悲鳴…






《う゛…う゛…》




俺の…うめき声…









そうか…俺は…



車に跳ねられて…



死んだのか…








スクリーンでは…


放心状態の真理は動けず…


俺を不幸にもひいてしまった運転手が…携帯で救急車を呼んでいた…









俺は…愛してる人に


殺されたのか…




突き飛ばした先に…

たまたま車が…









いや…







真理には…




車が見えていたはずだ…






彼女は俺と一緒になるより…

女優になることを選んだ…



悔しかった…



愛されてると思っていた…



夢より…
俺を選んでくれると…












しかし…
彼氏を殺害した…女優の卵…


この後は…



警察に捕まるだろう…



事故だとしても…


彼女の印象は地に落ちた…



《ざまぁ…みろ…》




女優になんか…させない…




俺を裏切った…



お前なんか…









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