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ドリームSEXカフェ

第30章 ラスト・フィルム


《………え…》




真理は俺のプロポーズに…喜んで返事をくれると…


思っていた…




[…浩平…私…
オーディションで良い役をもらえたの!
…メインから大分遠いポジションだけど、今までより台詞だって多い!!!

いやょ!!!やっと…これからなのに?
結婚とかって!!!]



彼女は…俺がダメだったオーディションに脇役だが…受かっていた




《…真理…でも、俺達…》


[いや!!!
諦めた浩平とは一緒にいたくない!!!
私は目指すの!!!例え浩平を踏み付けても!私は…女優になるの!!!]



駆け出す真理の腕を掴む!!!



《馬鹿にするな!!!俺だって!!!頑張った!!!
ダメだったんだ!!!真理だって……その歳で!!!女優になれるわけないだろ!!!》



腕を掴み、口論になる!!!



[離して!!!
触らないで!
諦めたあんたは!テレビや映画で活躍する私を馬鹿見たいに後悔しながら見てればいいのよ――――!!!]



真理が俺の体を押した…



真理を掴んでいた手が腕から離れ…








俺の体は…



車道に飛び出した…






















ドン













鈍い音と共に…



俺の体は…















道路に…





叩きつけられた





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