テキストサイズ

ドリームSEXカフェ

第6章 白衣の天使

ギィ…バタン…



カフェを出て…

店員の最後のセリフが…引っ掛かったが…


明日も早い…
早く帰って眠りたい……





裏路地から大きな通に出て…

家路に向かう…



ワー…ワー…



『ん?』


通りの交差点が騒がしい…
事故?


私は急いで事故現場に向かった…




事故は交差点…


バイクと乗用車の巻き込み事故…


バイクの人がヘルメットをかぶって横たわる…




『!!!大丈夫ですか?』


駆け寄り意識確認…


『そこの方!救急車を!!!』


「いっって」


意識はある…よかった…


左に曲がる乗用車に巻き込まれたのだろう…

曲がる時どちらもスピードを落としていて…大きな事故にならずにすんだらしい…


「う…やべぇ…足…超痛て〜」



『足?…あ…大丈夫です…私、看護師です…少し見ますね…あっ…骨折…してるかもしれません…
動かさないようにしてください…今、救急車きますから。』



「すみません…」



遠くから救急車のサイレンが聞こえてきた…



『よかった…すぐに処置してもらえますから…
えっと…お名前は?』


彼はヘルメットを取り…


「よかった〜看護婦さんがいて助かった〜
俺は…村上…村上広美です。」



『え……』



彼は…カフェで…
私の夢に出てきた人……



まさか……正夢…


『………ぁ…村上…さん…掛かり付けの…病院がないなら…うちの病院に来ませんか………?』


…夢をリアルに…リアルを体に…


店員の声が頭に響いた…



====END====


ストーリーメニュー

TOPTOPへ