ドリームSEXカフェ
第7章 スィーツな彼女
ニコニコして厨房に戻る…
「今日は可愛い子多かったですね〜!」
後輩はデレデレとプレゼントをみながら喜んでいる…
「岩泉先輩は今回もタイプいなかったんすか?」
「…あ、まぁな」
「岩泉は理想が高いんだろ?今日の中にモデルみたいな子いただろう?花柄ワンピの子!」
「…あ〜…いましたね…」
女子大生ぐらいか?スレンダーで…生足がスラッと伸びてて…綺麗な子だったな…
「あの子!岩泉先輩狙いっすよね〜店にもよく来てくれるし〜!綺麗だし〜!連絡したらいいんじゃないっすか?」
「いや…連絡とかって…
興味ないなぁ」
「岩泉先輩…どんだけ理想高いんっすか?」
ハハハと笑いながら厨房を片付け…
帰る準備を始めた…
明日は少し早めに来て…
小麦粉と砂糖の補充をしなくては…
季節の変わり目の新しいスィーツも考えなくては…
パティシエ・ズ…とかってチヤホヤされるのは…今だけ…
ま…そのうち落ち着くだろう…
帰る準備を済ませると、ホールのケーキも完売し…
店の前に【CLOSE】の札をかけ…閉店…
外は暗く…追加分がなければもっと早く帰れたのになぁと思った。
店長から一日のまとめと明日の予約状況を聞き、解散。
一日の業務終わった…
「先輩方〜おつかれっす!」
「おぅ」「お疲れ様」
俺は店の裏に停めてある自転車に乗り帰宅することにした。