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先生とあたしの関係。

第3章 *距離*


あたしはムカついて
その場から離れようと走った。

行く宛なんか考えてなく、
ひたすら走り続けて着いた場所は…

屋上だった。

休み時間がもうすぐで終わる事もあってか、
屋上にいる人は教室に帰っていって、
あたし一人になった。

先生が追いかけてくる事を
少しでも期待してたあたしって…

バカだよね。

結局なに?
好きじゃなかったの?
嘘だったの?
あたしの自惚れ?

先生とあたしの関係には
大きな距離があって…

なんか分かんないけど、
すごく…
辛い……。

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