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マジかよ！！
そう出るか？！


そのまま俺の首に兄貴の腕が絡み締め上げられた。
兄弟なのに…殺人鬼だ！！



「ちょ、ちょっと！！隣に姉ちゃん居るんだから！！」



亮ちゃんが止めにはいるが、しっかり絞め技に入った兄貴の腕は、簡単には外れない。



「言え。どんな技使った？」


「ぐ…ぐるじぃ！！」



すると兄貴は腕を緩めたので、オレはひぃっと喉を鳴らして息を吸った。
マジで魂が違うところに行くのかと思ったよ。



「ユキ姉ちゃんは…ちょっと可愛い顔して『お願い』すると、昔っから、何でも聞いてくれるの！！」