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変愛(へんあい)?!

第6章 第二部:重要事項

兄貴の乱入により、お開きとなってから1週間。

俺と亮ちゃんはベッドの上で、パンツ一丁の格好で向かい合っている。

オレの部屋で。



「…タイちゃん、いい?」



そう言った亮ちゃんは、俺の肩に手を伸ばして引き寄せられた。

『うん』も『ダメ』も言ってない。


ぐっと近くなった顔に恥ずかしくなる。目を合わせられなくて俯いてしまった。



「タイちゃん、ちゃんと俺見て?」

「…うん。」

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