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変愛(へんあい)?!

第6章 第二部:重要事項

目を合わすと、亮ちゃんの顔が近づいて来た。


キス…するんだ。


目を瞑ると、柔らかい感覚が唇に触れた。


ちゅ…


あの日以来のキス。
一週間、手さえ握らず、いつも通り毎日ウチに来てた亮ちゃんが、俺の部屋で2人っきりになっても…隣に座っても、俺に触れようともしなかったのに。


ベッドに着いた俺の手をギュッと握ってキスをされると胸の奥がキュンとなる。


これが『恋』
これが『好き』

なんだと実感した。

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