私のオネエちゃん
第10章 両想い
恭平「まあでも…今では真子とこうして
いられるから女装する必要はないんだけ
ど」
真子「…」
恭平「真子?」
真子「幸せになれるよね…私達…」
恭平「なれるよ、って言うか幸せにする
よ」
真子「…お兄ちゃん」
恭平「真子、こっちおいで」
真子「…うん」
恭平に強く
抱きしめられた真子
先の事を考えると不安はあったが
恭平の言葉、恭平に強く抱きしめられる
と
不思議と
安心する事が出来た
この先、きっと色々な事があるだろうが
恭平となら乗り越えられる
そう信じていた